J.F.K Space Center
今日は朝からJ.F.K. Space Center行き〜〜
Orlandoから1時間高速をとばして(制限速度70マイル(w)橋を渡って到着です。
お〜〜〜スペースシャトルの組み立て棟がもう見える(w
<中央右側の太いやつ
ツアーに参加する申し込みをしてまずはツアー開始まで観光エリアを見学。
このジェミニのプラモほしい!(w
あっという間にツアーの時間。今回参加したツアーは空軍ミサイル歴史ツアーみたいなやつ。
簡単に言うと、このエリアはNASAと空軍(将来は宇宙軍管轄?)のエリアに分かれていて昔は空軍が総指揮を執っていたらしい。と。
そこでジェミニ時代の見学をするにはこのツアーだったみたいです。
最初の見学場所への移動中〜〜〜
なんか格納庫が飛行機とあまり変わらなくてワロタ。
中にはロケットのフェアリングが〜〜
スペースシャトルの回収された個体ブースターの物という噂も・・・
ここからアメリカのロケット史見学スタート。
初期のシーケンサーのプログラマー部分です。
まぁ、普通に結線でプログラミング。
そういう時代。
ちなみにここは当時の発射管制室。
各発射完成室からは2つの発射台制御ができるらしく、真ん中の壁で仕切られて左右線対称で機材がおかれていました。
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&q=&ie=UTF8&ll=28.440148,-80.573156&spn=0.002212,0.00317&t=k&z=18&om=1
ちょうどここらへんです。こんな感じで2つの発射台まで信号ケーブルでつながっています。
まだこの頃は安全圏が数百メートルなかったみたいです。
この写真はこのちょっと北にある当時のロケットが大量に周りに展示されている棟です。
現在の室内はそれぞれ時代の違う機材をおいて見学できるようになっていました。
こちらは上の管制卓と同時代らしきこんぴうたの本体です。
もちろんこれだけつかってもおそらくふぁみこん0.?個分の性能・・・
そういう時代なんです。
そしてこちらがプログラムを読み込むためのテープリーダー。
少なくとも初期の結線プログラミングよりは大幅に進歩しています(w
次の発射管制室を見学する前に展示室を見学〜〜
なんかこれむかーーーーし大量に秋葉原に出回っていたらしい(w
観測プローブらしいです。
無線で観測値を送るためのアンテナ等使い回せるパーツが結構豊富だったとか(w
こちらはINS(慣性航法装置)の心臓部ジャイロモジュールですな。
右側に本物のジャイロがそのまま入っています(w
GPSも無い時代に正確に地球の周回軌道に乗ったり、地球の周りを回転している月の周回軌道まで3日もかけて正確に飛行できたのはすべてこのジャイロのおかげです。
ちなみに、ごくごく最近まで747、767等の太平洋や大西洋を飛ぶ長距離用の航空機もこのジャイロと陸地(が近い場合は)からの電波の方位で自機の現在地を計測していました。最初の緯度経度さえ正確に入力してやれば正確に相対位置を計測できるので(すっげー高いけど)ひじょうに便利なNAVIでした。
まぁ1機100億超える機体に数億円のジャイロ3つくらいは別にそんなに高くはなかったってことで。
<航空機は3つのジャイロで常に多数決とっています
さすがに最近はGPSも併用しだしたという噂が。
こちらはろけっとよーの電子制御のInjection Valve(噴射制御バルブ)だそうで。
車用とは全然ちg(ry
ロケットのタンクの裏側だす。
1枚の厚板から削りだしでこのような構造を作り出すそうで。
まぁ、薄く、軽く、かつ強くするには仕方がないんでしょうな。
これは・・・(汗
NAVSTAR(GPSのシステムを提供している人工衛星)に乗っているという噂の弾道ミサイル観測用センサーでは?(汗
てっぺんが本当にミラーだ(w
そしていよいよ・・・
ジェミニ時代の発射管制室キター!!!!
まだこの時代でもこの距離で安全圏だったそうで。
ちなみに噂によるとスペースシャトルの安全圏は3.5キロくらいだとか(w
発射ボタン・・・よりもいちばん下左の方にすこーーし見えている円筒形の筒に注目(w
当時は喫煙するのがあたりまえ(というかみんな普通にたばこすっていた)のでこの発射管制台には卓組み込み型の灰皿が標準装備として入っていたとか(w
そしてこちらが先ほど耐火対衝撃ガラスの向こうに見えたジェミニロケットだす。
ちいせぇ〜〜〜!!
本当に数十mしか高さがない!!
このくらいの大きさのロケットによる威力では地面への影響もほとんど無いようでみんなリフレクターがほとんどありませぬ。
いよいよ今回のメインディッシュ。
アポロ計画で使用されたサターンIBの発射台跡地です。
しかもここは伝説のアポロ1号焼失現場・・orz
そして発射時には真下に持ってこられるリフレクター。
でかいっす!
発射台の地面は耐熱タイルらしき物で覆われていました。
まぁ、そうでもしないと焼けてしまうんでしょうな。
なにせ相手は120tものペイロードを地球の周回軌道へあげることのできる怪物・・・(汗
<H-IIは4tくらいだったような。比べものにならねぇ(w
現在は別のロケットの打ち上げ用の射点として使用されているようです。
帰りの駄賃(違)に現在スペースシャトルで使用している発射台の真下もついでに(w
なんか噂によるとこのツアーに参加した方が現代のNASA見学ツアーに参加するよりもすこーしだけ発射台の近くまでいけるとか(w
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&q=&ie=UTF8&ll=28.608467,-80.604029&spn=0.008835,0.012681&t=k&z=16&om=1
この左下の道路まで行けました(w
これでツアーは終わりこの後は適当に一般見学コースを見学です。
サターンVやっぱでけぇ(w
これは製造されたものの使用しなかった物を保存していた機体らしいです。<19号20号のどっちか(汗
つまり本物。
となると・・・普段絶対に本とかではみられない部分チェーーーック!
実際に飛行を制御していたアクチュエーター(w
飛行機でいうと翼の可動部のようなものです。
このアクチュエーター(巨大な油圧ジャッキのよーなピストンのよーなもの)でエンジンノズルの向きを変えて飛行を制御しています。
(もっとも、サターンVの第一段には翼もついていたようですが)
こんな感じでつながっています。
となると当然エンジンと機体の接合部はある程度自由に動く部分が必要で・・・
このように根本の接合部が動くようになっていました。
そしてこちらは1段目と2段目の接合リングとの接合部。
これもまたあまり詳細な写真はなかなか見つけられない物・・・
でも、飛行中は絶対的な強度を保ちつつ分離時は瞬時に外れないといけないという相反する使命のために設計された魅惑のパーツです(w
実際にはこの穴に爆発ボルト(爆薬で吹っ飛ぶボルト)がついていたようで。
そしてこちらが2段目のエンジン。
1段目はケロシン(まぁ灯油みたいなもん(w)と液体酸素を燃料とするのに対して2段目と3段目は液体水素と液体酸素を燃料としているらしいです。
そしてもちろんこの2段目にもアクチュエーターがしっかりと。
むしろ上の段に行くほど正確に軌道に投入する必要があるので高い精度でのコントロールが必要になります。
エンジンの接合部のあたりになんか伸び縮けっこうできそうなふっろいパイプが(w
これもやはりアクチュエーターで動くためかと。
アンビリカルケーブルの接合部です(w
これは発射直前に吹っ飛ばしてはずす必要のあるケーブル(パイプ)で接合部がみたかったので(w
バスでサターンVの展示棟から移動してISSの検査場へ〜〜
スペースシャトルの組み立て棟の横を通過〜〜
と、道路には不思議な青線が(w
これは聞いた話によるとシャトルの機体を滑走路(自力で着陸するか、ほかの着陸地点から特製747の上に縛り付けられてセンター内の滑走路まで持ってこられます)から組み立て棟まで移送する際にシャトルの機首部分がトレースするべき線だそうです(w
まぁ、周りにあたったり道を踏み外さないようにということでしょう。たぶん。
当然中の方まで線は続いていました。
たぶん一番右に見える建物とか思いっきり垂直尾翼らしき切れ込みもあるのでシャトルの格納庫かな?
さぁ、とうとうISSの検査場だす。
日本のキボウモジュールは結構簡単に見つけられます。
黄色い治具に乗っているから(w
クリーンルームっぽいところにあるのでほかのはみんな白いのに(w
こっちはもすこし後のフライトなんですかね?
よーくみると日本語で"最大乗員数4名"とか書いてあって笑えます(w
聞いた話によると某三菱重工でF-15の組み立て・整備に使用している治具そっくりだとか(w
まぁ製造元が(ry
というわけでJ.F.K. Space Centerを堪能した一日でした。
こちらは帰りに夕食を求めて寄ったモールにあったm&msストア。
甘ったるいにおいが通路まで(檄汗
そしてこちらは同じモール内のスポーツ用品(ってかどっちかってーと洋服屋っぽい)店。
なかにボディーボードだかサーフボードだかで遊べるプールが(wwww